夜を日に継いで

アタシのちっぽけな泣き笑い、たまに怒り…。

故郷。。。

主人は、”ちょっと昔の日本映画をおうちで観る” のが好きです。

なので、

休日の朝ごはん時、任侠もの観ながら~なんてことも、よくあります。

 

ハムエッグを口に運んでいれば、

お約束のドンパチや濡れ場が60インチの大画面に映ったりするわけで、

家族4人、じっとコトが終わるのを…いや、場面が変わるのを待っている次第です。

 

それはそれは、滑稽で、

耐えられなくなるアタシは「でかくない?」と、意味不明な突っ込みをします。

 

 

そんな主人も、たまには、心温まる作品も観るのです。

 

 


映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』予告編

 

主演は中井貴一さん。

故郷島根県の母が倒れたことをきっかけに、自分を見つめなおし、

親孝行のため、忘れていた幼い頃の夢のために、

故郷の電車運転手募集広告を手に取ります。

 

監督の錦織良成さんは、島根県ご出身だそうで、

さすが、田園風景やお祭りなど、色鮮やかな景色と共に、

温かい人間味があふれ、いいところだなぁ~と思わせてくれる映像です。

 

また、意気揚々と運転席に乗り込む主人公が、

「出発!進行!」と、目をキラキラさせるシーンは、

中井貴一さんならではですね。

 

ぴったりの役です。

 

最後まで、親は子供を想い、子供は親を想う姿が、

きちんと列を成して時を刻んでゆき、

安堵感で穏やかになりました。

 

 

 

ただ、一つ思うのは、

東京で働くって何だろう、ということです。

 

時計を気にして、会社のために薄情になって、

家族が壊れかかって、それでも仕事に追い込まれて。

 

そして、帰ろうかなって、故郷を想う。

 

アタシは東京出身で、そんな思いは永遠にできないと思うと、

とても損をしている気分になるのです。

 

故郷か。。。

 

ほしいな。。。