夜を日に継いで

アタシのちっぽけな泣き笑い、たまに怒り…。

『出会いなおし』 森絵都

何だか腑に落ちないことが、続いたので、

「ぐれてやる!」と、家族に宣言したところ、

 

肉離れが治ってからにすれば? と、口を揃えて言われ、

それもそうですね。と、腑に落ちた、単純単細胞のアタシです。

 

 

そんな中、真面目に読みました。

 

出会いなおし

出会いなおし

 

 

森絵都さんの、先の3冊の短篇集

『漁師の愛人』、『異国のおじさんを伴う』、『架空の球を追う』に続く、

それはそれは、濃厚・凝縮・深い・圧巻・とんでもない6篇が収録されています。

 

「いよっ!もりえとっ!」と、大向こうで唸るアタシがいた次第です。

 

過去があるから、現在があります。

過去の続きが、現在です。

過去にどんなに思い残すことがあろうとも、

過去を変えることは出来ません。

 

だったら、もう忘れてしまおうか、と、都合の良いこと考えてしまいます。

 

でも、もし。。。

とうに切れたと思っていた糸が、まだつながっていたとしたら、

少し待ってみたいと思います。

 

過去から解かれるチャンスが巡ってきたら、勇気を出して、

決着をつけたいと思います。

 

これから先の人生が、それで照らされるのならば、

過去も捨てたもんじゃないと、思えるかもしれません。

 

アタシは、自分勝手で、思い込みが激しくて、そして、自信がなくて、

過去のあれやこれやを思い出しては、はぁ~と、ため息しか出てこないけれど、

突如、

(あっ!あの時。。。)と、過去を解釈できる瞬間があります。

うわっ、今の閃きはなんだったんだろう?と、

不思議の国の主人公になった気分になりますが、

 

きっと、

心の中で、『出会いなおし』してたんでしょうね。

 

読み終えて、合点がいきました。