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夜を日に継いで

アタシのちっぽけな泣き笑い、たまに怒り…。

『田舎の紳士服店のモデルの妻』 宮下奈都

明日は母の日だというのに、休日出勤が確定して、トホホなアタシです。

予備校通いの息子も模試だそうで、「お弁当よろしく」されたので、

なんだ平日と何も変わらないじゃんっ!って、2倍トホホ。

 

そんな中、ようやく読み終わりました。2週間かかっちゃったもんね~

 

 

田舎の紳士服店のモデルの妻

田舎の紳士服店のモデルの妻

 

 

主人公の梨々子は、旦那さんがうつ病になったことがきっかけで、

東京から、旦那さんの田舎に引っ越します。

とりたてて特徴のない、平凡でおもしろみのない町へ。

 

旦那さんは朝10頃起床し、実家の仕事をし、

夜は夕食後すぐ寝室に行ってしまう。

幼い二人の息子の面倒。

近所にある旦那さんの実家に遊びに行ったり、

近所付き合い、町内会の行事。

東京での友人からのメールの返信。

 

梨々子はつらい。

慣れない田舎暮らしと旦那さんのうつ病とで、言いたい事言えず、

変わることもできず、たくさんの駆け引きの渦に巻き込まれ、

梨々子は「私は一人だ」と気づくんですね。。。

 

家族がいても、一人のような感覚。

なんだか胸が苦しくなりました。

 

だけれども、だからって、心のよりどころに ”オトコ” に走ちゃっちゃーアータ、

取り返しがつかなくなるでしょ。と、気が気じゃなかったです。

 

最後はハッピーエンドに近いけど、

切なさが残りました。