夜を日に継いで

アタシのちっぽけな泣き笑い、たまに怒り…。

『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介

道尾秀介さんの小説は2冊目です。

初めて読んだ『カラスの親指”』の時は、

”道尾さんの物語は最後まで救われない” という噂を念頭において、

怖々読み進めましたが、あら?今救われました? ってなったアタシです。

 

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 

しかしながら、

この 『向日葵の咲かない夏』 は噂通り、ずっと救われない感が漂っていたし、

アタシは昆虫苦手だから、触覚の動きなんか、ピョンとかツンツンされても困まるし、

妹ミカちゃんの大人すぎる発言に、

今時の3歳はこうなのか?と本気で思ってしまいましたよ。

もう、アタシったら…。

 

人の心は危ういです。

だから、みんなちょっとは危うくなっても仕方ないんじゃない?

いい子ぶって我慢しても、嫌な事をなかった事にはできないんだから、

時には危うくなったって…仕方ない。

 

かもしれないけど、

 

ここは断固否定なのですよ、人間は。

 

 

肯定されない妄想壁でどこまで幸福感が得られるのどろう?

ミチオ君が、20歳くらいになった姿を見てみたいです。