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夜を日に継いで

アタシのちっぽけな泣き笑い、たまに怒り…。

アンタに告ぐ

浪人生で予備校通いの19歳の息子に、今だからこそ伝えられることはあるのか?

あるとしたら、それはいかなるものか?と、最近くよくよ考えているアタシです。

 

アタシは、没頭してほしいと思ってます。必ず目標を達成するために。諦めずに。

朝5時半に起床し、1時間自習し、身支度して7時半に家を出て、夜10時過ぎに帰宅。

自分で決めて、実行しています。

お弁当持っていく時、畳んだ洗濯物を自室に持っていく時、

「ありがと」と、必ず言ってくれます。それだけで、今はいいんじゃないか、

と、思うのです。

 

しかしながら主人は、

世の中は、男は、そんなに甘くねぇーと、常々言っておりまして、

先日も、

『予備校生だからって、何もしないでいいと思ってるのか?

弁当なんか、作ってもらってるんじゃねぇー。高校生じゃないんじゃー。

てめぇーで作らんかい。その分早起きせんかい。

バイトも出来ねぇなら、毎朝犬の散歩と、階段の掃除機と、

日曜日は俺の車の洗車くらいしたってバチ当たらんわい。

出来なきゃ大学あきらめるんだなっ!』

。。。

アンタがバチ当たってしまえ~!!!

 

息子は朝5時に起床し始めました。自分でおにぎり作ってます。模試に行く前に

洗車してます。大学受験あきらめたくないから。だそうです。

 

娘も将来の為に大学に行きました。

今、息子も、将来の為頑張っています。

それを実現させてあげるべく、アタシ達夫婦は頑張りました。頑張っています。

でも、夫婦の力だけで出来たわけじゃないと思います。

子供たちがいたからこそ、この子たちの親になったからこそ、頑張ってこれたんだ

と思うのです。

 

だから、

アンタに告ぐ。 

19歳の息子に何が教えたいんじゃ? どうなってほしいんじゃ?

 

あぁ、くよくよ~。

アタシは甘いのかな~。

無力だな~。

 

 

『雪の鉄樹』 遠田潤子

久しぶりに土日連続でお休みだったので、ゆっくりしたいな~と、思っていましたが、

すがすがしい朝日に煽られ、ついつい家事に手を出してしまう、あぁアタシは主婦。

ダイソンの掃除機で、家中念入りにかけまわったら、透明ボックスにたまったホコリ

のすごさに愕然とし、家族にはショナイデと、誓ったアタシです。

布団の入れ替えもして、

あったか敷きパッドからひんやり敷きパッドへ変えて、あぁ心地よい。

 

そして、ついさっき、1時間ほどお昼寝し、

起き掛けハーゲンダッツのマカデミアナッツをボーッとしたまま食べる。

という素敵な日曜日を過ごしております。

 

そんな中、読み終えました。

 

雪の鉄樹 (光文社文庫)

雪の鉄樹 (光文社文庫)

 

はじめましての作家さんで、アタシと同年代。前評判は ”圧倒的な熱さ” です。

 

たらしの家系で育った庭師の雅雪は、13年前の事件の贖罪のため、

両親のいない少年・遼平の面倒を見続けています。

遼平の祖母から怨まれ罵られ屈辱的な扱いを受けても、遼平が問題を起こしても

雅雪はすべて自分の責任といって頭を下げ続けます。

 

真面目で、責任感が強く、手先が器用で、

庭師という職人にはもってこいの素質の持ち主ですが、

私生活となると、

頑固で、融通が利かなくて、不器用で。。。困ったものです。

 

祖父が父へ、父が雅雪へ、雅雪が遼平へと、4世代にわたる愛憎がみっちり描かれ、

読み終えてみると、ユーモアな部分は一つもなかったような、気がします。

 

救いは遼平の成長ぶりです。本当の子供でなくても、子はかすがいなのです。

 

愛と絆は、月日をかけて育まれていくものなんだと、

だから、たった今の感情だけで、逃げ出したり、放ったりしてはいけない。

立ち止まっても、休んでもいいから、一歩ずつでいいから、戻ってもいいから、

前を向くことを忘れてはいけない。

 

その ”前を向く” ということが困難な時に、

親として、

少し長く生きて人生の経験が多い者として、

休みどころになり、

温かいご飯を一緒に食べる。

 

それが、お互いの、一人ひとりの糧となり、救いとなっていくのではないかと、

あぁ、

そんな人間になりたい…。

 

 

真面目かっ!

 

 

 

 

 

 

『田舎の紳士服店のモデルの妻』 宮下奈都

明日は母の日だというのに、休日出勤が確定して、トホホなアタシです。

予備校通いの息子も模試だそうで、「お弁当よろしく」されたので、

なんだ平日と何も変わらないじゃんっ!って、2倍トホホ。

 

そんな中、ようやく読み終わりました。2週間かかっちゃったもんね~

 

 

田舎の紳士服店のモデルの妻

田舎の紳士服店のモデルの妻

 

 

主人公の梨々子は、旦那さんがうつ病になったことがきっかけで、

東京から、旦那さんの田舎に引っ越します。

とりたてて特徴のない、平凡でおもしろみのない町へ。

 

旦那さんは朝10頃起床し、実家の仕事をし、

夜は夕食後すぐ寝室に行ってしまう。

幼い二人の息子の面倒。

近所にある旦那さんの実家に遊びに行ったり、

近所付き合い、町内会の行事。

東京での友人からのメールの返信。

 

梨々子はつらい。

慣れない田舎暮らしと旦那さんのうつ病とで、言いたい事言えず、

変わることもできず、たくさんの駆け引きの渦に巻き込まれ、

梨々子は「私は一人だ」と気づくんですね。。。

 

家族がいても、一人のような感覚。

なんだか胸が苦しくなりました。

 

だけれども、だからって、心のよりどころに ”オトコ” に走ちゃっちゃーアータ、

取り返しがつかなくなるでしょ。と、気が気じゃなかったです。

 

最後はハッピーエンドに近いけど、

切なさが残りました。

オレンジ色の憎いやつ

毎朝、一生懸命家事やらなんやらこなしているけれど、

何だかぎりぎりになってしまうアタシです。

なぜだ?と自問自答しつつ、やっぱり今朝もぎりっ!

 

でも、いつもの8時55分発のバスにはどうしても乗りたい。乗らなければ。

玄関出たのが51分。普通に歩いてバス停まで3分。

ですが、

手前に交差点がある。

バス停は交差点を直進で向こう側に渡って、正面のガソリンスタンドの右隣の

タバコ屋さんの前。

あと2分。目視であと50メートルといったところか。

今直進の歩行者用信号は赤。次の青で絶対渡らなければ間に合わない。

交差点を左にわたる歩行者用信号の青が点滅し始めた。

その上の車両用信号はまだ青。それが黄色に変わる時には横断歩道の前に立ちたい。

早歩きから有酸素運動であるランニングにシフト。

スッスッハッハッと呼吸もリズミカルに整える。

左の歩行者用信号は、青の点滅が終わり赤が点灯した。

続けて車両用信号が黄色に変わった。

と同時に、

左から加速したオレンジ色のバスが交差点を通過し、タバコ屋の前で急停車した。

私がスッスッハッハッと、青に変わったばかりの直進の横断歩道を渡り始めると、

オレンジ色が逃げていった。

 

 

急停車するくらいなら、加速するんじゃあない。

 

 

『向日葵の咲かない夏』 道尾秀介

道尾秀介さんの小説は2冊目です。

初めて読んだ『カラスの親指”』の時は、

”道尾さんの物語は最後まで救われない” という噂を念頭において、

怖々読み進めましたが、あら?今救われました? ってなったアタシです。

 

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

 

しかしながら、

この 『向日葵の咲かない夏』 は噂通り、ずっと救われない感が漂っていたし、

アタシは昆虫苦手だから、触覚の動きなんか、ピョンとかツンツンされても困まるし、

妹ミカちゃんの大人すぎる発言に、

今時の3歳はこうなのか?と本気で思ってしまいましたよ。

もう、アタシったら…。

 

人の心は危ういです。

だから、みんなちょっとは危うくなっても仕方ないんじゃない?

いい子ぶって我慢しても、嫌な事をなかった事にはできないんだから、

時には危うくなったって…仕方ない。

 

かもしれないけど、

 

ここは断固否定なのですよ、人間は。

 

 

肯定されない妄想壁でどこまで幸福感が得られるのどろう?

ミチオ君が、20歳くらいになった姿を見てみたいです。

 

 

危機管理能力向上には、まずは重たいケツを軽くすることから。

木曜日あたりになると、疲れを感じてくるお年頃。

今朝も、いつに変わりなく、朝ご飯にお弁当に洗濯に…。

ぐわぁーーー休みたい。仕事行きたくない。

マジで、このまま家にいたい。

あぁーーーでも、休む理由がない!

病欠?むりむり、だって、社長はアタシの夫。

 

会社員も、主婦も、妻も、母も、すべてやめて、一人になりたい。

と、まったくやる気なし子になりつつも、

結局、いつもの通り家事をこなし、いつもの時間にご出勤、なアタシです。

 

自分で自分を褒めてあげたい…。

 

が、しかし、出勤してみたら、それどころではなかった。

 

お隣に住む大家さんが、

「昨日、すぐそこの通りで、交通事故があったらしい、小学生が意識不明の重体ら

 しい、私は外出中だったから、今朝の朝刊で知ったの」

 

意識不明?本当ですか?と驚いたアタシに、へっ?と目を点にして驚きが隠せない大家さん、

「えっ!アタシさん、昨日ずっと会社にいたんじゃないの? 気が付かなかったの?

 救急車のサイレンとか! すぐそこよ!」

 

すぐそこ。の ”そこ” は、会社から2軒先の交差点を左方向に歩いて1分弱の

まさに  ”すぐそこ” で、午後2時頃起こったらしい。

 

アタシは、昨日サイレンを耳にしていたことを思い出しました。確かです。

でも、てっきり、すぐそこの老人施設かと思い、

すぐそことは、同じ交差点を右方向に歩いて1分弱の所にある老人施設。

不謹慎極まりないのですが、

またそこの老人施設かな、そうだろうな、きっとそうに違いない。と、

決めつけていたのです。

 

そして、

これは、つい最近夫と話したことですが、

 

会社のすぐそこに小学校があり、

児童の下校時、防犯ブザーがよく鳴っているのです。

笑い声に混ざって聞こえるので、「また、ふざけてるな~」と、

決めつけて、仕事をしたままで、座ったままで、外の確認はしていません。

 

これじゃ、防犯ブザーの意味ない。オオカミ少年になってしまう。

確認だけはしましょう。

 

と、話したばかりでした。

 

危機管理能力ゼロのアタシ。

思い込み。決めつけ。慣れ。

反省します。

重たすぎるケツ、軽くします。

 

 

事故にあわれた小学生の意識が回復しますよう、

切に願うばかりです。

 

 

 

 

新たな幕開けかな?

最近、

社会人の娘と予備校生の息子は

夕食を二人で食べることが多くなりました。

だいたい9時頃です。

 

昨晩も、満員電車あるあるで盛り上がっていました。

「身動き取れない中でスマホゲームやってるやつ!」

「降りる人がいるのに、出口付近で頑張るやつ!」

「お客様対応=痴漢出没ってことでしょ!」

 みたいな。。。このあるあるは永遠に不滅ですよ!

 

仲良く会話しながら、

美味しい母の味を食する二人を見つつ、

「この子たちは、育ったのね」

「もう親がいなくても、大丈夫ね」

と、妙に感慨深くなってしまいました。

 

この幸せな光景に賛同を求めようと

ソファにいる主人を見ると、

がぁーがぁーいびきかいて、寝てる。。。

 

その姿は、まさにお爺さん。。。年取ったな。。。

 

 

 

アタシんちは、新たな幕開けです。