夜を日に継いで

アタシのちっぽけな泣き笑い、たまに怒り…。

エコっぽいムダなコト

今年初せみ声を聴きました。

学校のプールではしゃぐ子供達の歓声と、せみの鳴き声で、

ようやく役者がそろった夏本番。

引き締めていきたいものです。

 

 

エストを…。

 

 

 

さて、

シャンプーボトル等は、詰め替えて再利用が完全に定着している昨今、

我が家も漏れることなく、詰め替えています。

 

しかしながら、いくらしっかりと絞り出しても、

パウチの中身は微妙に残ります。

 

お風呂に入るついでに、詰め替え用をもち、

しゃがんで、ぎゅーっと絞って、二つ折り、四つ折りと、絞る絞る。

 

それでも、勿体ないので、パウチの中に水を入れジャバジャバしておきます。

 

が、

大概、使い忘れる。

洗い終わってから気づくのです。

 

水の入ったパウチをガン見する、アタシです・

 

 

 

耳がかゆくなると、いいことがあるっていう祖母のお話し。

幼い頃、耳がかゆくなると、

「良かったね~イイことがあるね~」って、いつも祖母は頭を撫でてくれました。

優しく優しく頭をなでながら、

良かった良かったって、ずっと言ってくれるので、

なんだか褒められてる気分になって、嬉しくて、

だから、

大きくなりすぎた今も、耳がかゆくなるのが大好きです。。。

 

祖母の家は、人を呼ぶ玄関というのでしょうか、

日に何人もの茶飲み友達が来ていました。

旅行のお土産のお饅頭や、

手作りの佃煮やお新香、揚げたての熱々の揚げ餅など、

炬燵の上はいつも美味しいものが並べられ、

おとなの話を聞きながら、一緒にお茶をすすったものです。

 

そんな時、アタシはタイミングも計らずに、

褒められるであろう期待を込めて、祖母のお友達の一人に、

「耳がかゆいの」と、言ったことがありました。

 

すると、そのお友達は、

「あっ、左耳がかゆいときはね、風邪ひくんだよ。気をつけなさいね」

 

絶対褒められると思っていたおバカな期待は、

突如、転げだし、あっという間に奈落の底まで行ってしまったような、

お茶もお茶菓子も、いっぺんに灰色になって、

眠くもないのに、畳にゴロゴロしだして、そのうち寝ちゃったみたいで、

目が覚めたら、『8時だヨ!全員集合!』が、始まってた。

というのを、すごく鮮明に覚えています。

 

だから、今だに耳がかゆくなると、

「かゆいのは、両耳ですから!風は引きませんよ~いいこととチャラですから!」

と、意地を張っているアタシです。

 

 

 

 

 

 

オトコとオンナの適材適所

すこし怒っているアタシです。

 

7月5日から降り続く豪雨により、九州北部に甚大な被害が出てしまいました。

翌6日には各地で大雨特別警報、避難指示、自衛隊派遣、そして、災害救助法適用が

いっきに発令されました。

「直ちに命を守る行動をとってください」とする、恐ろしい特別警報です。

命を守る行動を即される事は、尋常ではありません。

 

そんな日に、どなたでしたっけ?

「以前よりセットされていた政務の会合」に出席された方は。

えっ防衛大臣? そんなばなな。。。

 

セットされたものは、いくらでも解体・解除・分解・中止ができます。

(AKB総選挙だって中止しましたよ。安全のために。。。)

「連絡は取れる状態だった」と釈明していましたが、連絡云々ではなく、

未曾有の事態に備え、最悪な事態を想定し、1分1秒でも早く、的確な判断指示を

出すべき立場のお役人、しかもトップの防衛大臣含め、トップ3ですよ。

大の大人がそろいもそろって、優先順位をつけられないなんて、情けない。

 

先日の都議会応援演説の自衛隊発言問題の釈明でも、

「今後は緊張感をもって」と言っていましたが、

いったい、それはいつから持つんだよ?と、お伺いしたい。

 

しかも昼食時にセットされた会合って、あなた。。。

そもそも食事を共にするという会合なんて、ざっくばらんな極みですよ。

勉強会と銘打って、どこぞの名店の高級仕出し弁当を食べましょう~的な。

 

田原総一朗さん司会の『朝まで生テレビ』のような討論会を、

食事しながらできますか?って、話ですよ。

喉を潤す水分だけで十分なはず。

万が一、発言もせずに、飲み物ばかり飲んでいたら、即刻退場処分でしょうね。

そのくらい、飲食の場面はシビアに見て取られます。

 

なおかつ、「お食事には手を付けず」と、釈明していましたが、

食べなかったからいいでしょ。って、感覚がズレてますよ。

目の前にセットされれば、手を付けずとも、残り物になるわけです。

廃棄、無駄をわざわざ作り出すとは、行き当たりばったりの考え方です。

 

災害ともなれば、まずは人命最優先。

水を飲むことだってままならない、恐怖の中に置かれるというのに、

「手を付けてません」と、堂々と言えてしまう感覚って、

今までの大災害の教訓がまったくもって頭にないのでしょうか?

 

感覚のズレといえば、

昨年10月、南スーダン自衛隊激励訪問に行かれた時も感じました。

その時は、さすがにハイヒールではなかったですが、

グリーンのジャンパーに、白のぴったりパンツに、風になびくゼミロングの髪。

髪の毛、結わかんかい!!!

オンナだからって自衛隊の紅一点でなければ、

マスコット扱いされてるわけじゃあるまいし。

隊員の方々は、日々訓練し、

危険な場所に体張って、命はって、任務遂行してるわけですよ。

そこへ、その現地にですよ、

髪の毛をなびかせたオンナがやってきて、隊員が敬礼するって、あなた。。。

隊員が不憫でなりませんでした。

 

防衛・自衛・軍事に長けているようにも見えず、

男勝りにも見えない、危機感も未だ持てないオンナがトップで、

成立するものは何か?

 

アベノミクス3本の矢の一つ『成長戦略』の中に掲げてる、

『女性が輝く日本』の為か?

だとしたら、人事ミスでしたよ。

 

稲田防衛大臣は輝いてない。輝けなかった。

 

そして、男女雇用機会均等法って、騒がれてるけど、

オトコ社会でオンナが同権を求めることは、やはり無理があるんじゃないですか?

平等・均等・同権を求めなくても、各々適材適所で能力を発揮すれば、

いいのではないか?ということを、立証してしまった様に思えます。

 

稲田防衛大臣がオンナであることを、否定しているわけではありません。

オンナでいいんです。もちろんオンナなんですから。

ただ、能力を発揮できるのは、ココではなかった。と思うのです。

 

全てに適材適所でしか駄目なんだと言ってしまえば、

新たな発見や可能性も見過ごしてしまう危険があるでしょうが、

 

政治家です。

 

特別警報が発令されたときに、国民一人一人の出来ることは微力です。

だからこそ、政治家に1票を投じ、ここぞとばかりに大きな力を発揮してもらいたい。

 

そして、ついでに言わせて頂くと、

性別を超えて、皆が皆に憧れる存在となれるよう、

自分を輝かせられる場所があるんだという世の中にしてもらいたい。

『みんなが輝く日本に』

 

そんな事を強く思ったのでした。

 

今回の豪雨でこれ以上被害が拡大しないよう祈るばかりです。

そして、微力でも出来る事は何か、しっかり考えて行きたいと思います。 

 

 

 

文字に起こしてみると、かなり怒っているアタシでした。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてな。。。

 

 

 

 

慣れないわぁ~真面目な長文って。。。

 

『猛スピードで母は』 長嶋有

みっちり水滴が張り付いたこの空気感。

ドロンとした暑さ。

ベタッとした肌。

グデッとしたアタシ。

 

そんなこんなで、読みました。

 

猛スピードで母は (文春文庫)

猛スピードで母は (文春文庫)

 

 

収録されている2篇に登場する、愛人と母は、

著者の理想の女性像なのでは?と勘ぐってしまうほど、

愛情たっぷり、いいオンナに描かれています。

 

学歴とか、職歴とか、

母だからね。とか、

愛人はさ。とか、

そんな、ものさしで計られたら、ぐうの音も出ないかもしれないけれど、

豪快で、パンチがきいてて、超根性があって、でも、出過ぎない。

そして、気づいてくれる。

 

いやはや、アタシもこんないいオンナに仕上がっていたらね。。。

 

主人公は2篇とも、小学生です。

 

小5の男の子と、小4の女の子ですが、

家庭環境とか、成績とか

そんな大人目線のものさしで計られたら、こちらもぐうの音が出ない。。。

 

出ないかもしれないけど。。。

 

出ないからなんなの?

出なくても、毎日学校へ行ってるし、

大人の背中見つめて、いろいろ考えてます。

 

特に、豪快なオンナの背中見て、ぱぁっと、目の前が開けて、

ちょっとずつ世界を広げていってます。

 

だからこの子たちは、ちゃんと生きていける。と、思います。

 

あらすじだけを話せば、結構シリアスなストーリーにもかかわらず、

さらりと読めてしまうのが、

著者の長嶋有さんの、凄いところですね。

 

表題の『猛スピードで母は』は、芥川賞受賞。

サイドカーに犬』は、文学界新人賞でデビュー作。

 

納得です。

故郷。。。

主人は、”ちょっと昔の日本映画をおうちで観る” のが好きです。

なので、

休日の朝ごはん時、任侠もの観ながら~なんてことも、よくあります。

 

ハムエッグを口に運んでいれば、

お約束のドンパチや濡れ場が60インチの大画面に映ったりするわけで、

家族4人、じっとコトが終わるのを…いや、場面が変わるのを待っている次第です。

 

それはそれは、滑稽で、

耐えられなくなるアタシは「でかくない?」と、意味不明な突っ込みをします。

 

 

そんな主人も、たまには、心温まる作品も観るのです。

 

 


映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』予告編

 

主演は中井貴一さん。

故郷島根県の母が倒れたことをきっかけに、自分を見つめなおし、

親孝行のため、忘れていた幼い頃の夢のために、

故郷の電車運転手募集広告を手に取ります。

 

監督の錦織良成さんは、島根県ご出身だそうで、

さすが、田園風景やお祭りなど、色鮮やかな景色と共に、

温かい人間味があふれ、いいところだなぁ~と思わせてくれる映像です。

 

また、意気揚々と運転席に乗り込む主人公が、

「出発!進行!」と、目をキラキラさせるシーンは、

中井貴一さんならではですね。

 

ぴったりの役です。

 

最後まで、親は子供を想い、子供は親を想う姿が、

きちんと列を成して時を刻んでゆき、

安堵感で穏やかになりました。

 

 

 

ただ、一つ思うのは、

東京で働くって何だろう、ということです。

 

時計を気にして、会社のために薄情になって、

家族が壊れかかって、それでも仕事に追い込まれて。

 

そして、帰ろうかなって、故郷を想う。

 

アタシは東京出身で、そんな思いは永遠にできないと思うと、

とても損をしている気分になるのです。

 

故郷か。。。

 

ほしいな。。。

 

 

 

『永遠の出口』 森絵都

もう降参です。

梅雨のジメジメに、タジタジです。

 

まだ6月なのに、明日から7月だけど、

エアコンが必須になりつつあるアタシは、

銀行とバスの、高すぎる設定温度に、

「お願いだから、冷やしといて!」と、目で訴えている、今日この頃です。

 

 

そして、またまた、森絵都さん、読みました。

 

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

永遠の出口 (集英社文庫(日本))

 

 

主人公の紀子が、小学生から高校卒業までの姿が描かれているけれど、

語っているのは、大人になった紀子。(これも一人称になるのかな?)

 

10代の紀子の日常の中に、

「あの時はわかっていなかった・・・」と、大人目線が加わります。

でも、だからと言って、お説教じみているわけでなく、

お節介でもなく、

絶妙な合いの手で、歯がゆさ、こそばゆさが、いい感じに心をくすぐってくるのです。

 

お誕生日会だったり、

部活だったり、

恋したり、

進路でなやんだり。

そんな、ごくごく平凡なエピソードが、輝いている一冊です。

 

10代の時って、誰もが凄いパワーで輝いていたこと、忘れていました。

そしたら、、ついでに思い出してしまった、おバカだったアタシの10代…。

 

すっごい大人になってしまった今だけど、今さらだけど、

あの頃のアタシを、ちゃんと認めて、輝かせてあげようと思います。

 

それにしても、

女の子の前髪命! って、今も昔も変わりませんね~

 

 

『出会いなおし』 森絵都

何だか腑に落ちないことが、続いたので、

「ぐれてやる!」と、家族に宣言したところ、

 

肉離れが治ってからにすれば? と、口を揃えて言われ、

それもそうですね。と、腑に落ちた、単純単細胞のアタシです。

 

 

そんな中、真面目に読みました。

 

出会いなおし

出会いなおし

 

 

森絵都さんの、先の3冊の短篇集

『漁師の愛人』、『異国のおじさんを伴う』、『架空の球を追う』に続く、

それはそれは、濃厚・凝縮・深い・圧巻・とんでもない6篇が収録されています。

 

「いよっ!もりえとっ!」と、大向こうで唸るアタシがいた次第です。

 

過去があるから、現在があります。

過去の続きが、現在です。

過去にどんなに思い残すことがあろうとも、

過去を変えることは出来ません。

 

だったら、もう忘れてしまおうか、と、都合の良いこと考えてしまいます。

 

でも、もし。。。

とうに切れたと思っていた糸が、まだつながっていたとしたら、

少し待ってみたいと思います。

 

過去から解かれるチャンスが巡ってきたら、勇気を出して、

決着をつけたいと思います。

 

これから先の人生が、それで照らされるのならば、

過去も捨てたもんじゃないと、思えるかもしれません。

 

アタシは、自分勝手で、思い込みが激しくて、そして、自信がなくて、

過去のあれやこれやを思い出しては、はぁ~と、ため息しか出てこないけれど、

突如、

(あっ!あの時。。。)と、過去を解釈できる瞬間があります。

うわっ、今の閃きはなんだったんだろう?と、

不思議の国の主人公になった気分になりますが、

 

きっと、

心の中で、『出会いなおし』してたんでしょうね。

 

読み終えて、合点がいきました。